第36回グランプリ/瓜生が豪快なツケマイを決めて優勝

昨日ボートレース住之江で行われた…
SG第36回グランプリ優勝戦

結果は、知っている方も多いと思います。

ボートレースの話題がネットのトップニュースにあがるとき…
それは、良いときはあまりなく、残念なことが起きたときが多い。

私自身も、毎日予想記事を更新してますが…
優勝戦について、あまり書いておりません。

それは、転覆した選手4名の状況がわからなかったから。
その後、4名の選手の無事が確認されたので、グランプリ優勝戦について。

まず、ネット記事の見出しでは…
41億円の返還レース
ボートレース史上最悪の返還レース
そういった見出しの記事が多くあります。

実際に返還レースとなったことは事実です。
しかし、グランプリ優勝者を讃えてほしい

優勝戦レースは…
1245/36の進入隊形。
白井」が前づけに動き「平本」が本番では引いてカドを選択。
1M「」が逃げると思いきや「瓜生」が3コースから強烈なツケマイ。
この「瓜生」のツケマイで完璧に決まった。
」は「瓜生」の引き波に入らないように、ギリギリの最内を回ろうとした。
それが、ターンマークに衝突して転覆…そこに3艇が絡む状態になった。

仮に「」がターンマークに衝突することなくまわれていた場合…
それでも「瓜生」のツケマイは完全に決まっていた。
そして、5コースから捲り差しの「平本」が2着にきていたはず。
3着争いは「毒島丸野」が差しが有力で「峰・白井」が挽回出来たか。

そんな感じの結果になっていたと私自身は思っています。

」がレースを壊した
そんなコメントが多くみられますが、あれば仕方ない感じもします。
普段魅せる、道中の少しヒヤリとする旋回。
それと、今回の1Mでのターンが全く違う。

人気を背負った1号艇で何とか残したい。
普段は「」危ないという私ですが、昨日のレースは気持ちはわかる。
だから、レースを壊したと攻めようとは思いませんでした。

転覆した4選手が無事であったことが良かった。
これは、ボートファンの多くの方が思ったことでしょう。

そして、グランプリ優勝者となった「瓜生
3コースから豪快なツケマイを完璧に決めたターン。
これは見事なものでした。

大返還レースとなり、優勝者よりもそちらの話題が目立つ。
これが、ファンのひとりとして悲しいことでもあります。

あんなに完璧なターンを決めて優勝を飾ったのに…
ウイニングランもなく、優勝後に素直に喜べない。

グランプリ覇者となったのに…
返還レースの話題ばかり…

だからこそ、私はこのタイトルでこの記事を書きました。

第36回グランプリは「瓜生」の完璧な捲りでの優勝でした。
おめでとう!!